カードローンの信用情報とは。どんな情報がどう影響するの?

個人信用情報
カードローンを申し込むと契約までの過程にある本審査で本人(利用者)の個人信用情報の照会をします。

申込者の氏名・生年月日・住所などの個人情報とカードローンに申し込んだという事実が個人信用情報に記載され、金融機関ごとに系列の信用情報機関に登録されます。

日本では個人信用情報機関は3機関あり、この3機関の間で情報の共有が行われています。
本人の個人信用情報に金融履歴としてその都度記載されます。

こういった情報の照会や登録については、あくまでも本人のもののみとなっています。

専業主婦がキャッシングした場合、配偶者の信用情報に借入の情報が記載される場合とされない場合があります。

銀行カードローンの場合

以前は総量規制対象外の銀行カードローンでは専業主婦向け商品が多数見られましたが、2018年から始まった自主規制によって、メガバンクをはじめとした全国の多数の銀行カードローン会社で専業主婦向けの貸付が自粛されつつあります。

ただ現在でも数は少ないものの、自分名義で申し込みできる専業主婦OKのカードローンがあります。
申込みにあたっては、基本的に審査段階で夫の信用情報が見られることも、夫の信用情報に妻の金融履歴が載ることもありません

消費者金融の場合

仕事をしている主婦の場合は、銀行カードローンだけでなく消費者金融を利用することも可能です。
消費者金融会社では自身に安定収入があることが利用条件となっているため、専業主婦は申込みできません。

審査基準としてチェックされるのはあくまで本人の返済能力や信頼度であって、配偶者の信用情報が見られることはありません。
ただし、配偶者貸付を利用する場合には状況が異なってきます。

消費者金融の配偶者貸付を利用する場合

総量規制の対象となる消費者金融でも、配偶者貸付という制度を利用すれば専業主婦でも申込可能です。
夫婦の年収を合算して申請するため、審査では当然夫の信用情報も照会されます。

さらに配偶者貸付の利用履歴は夫の信用情報にしっかり記録されるので、返済延滞などを起こさないようくれぐれも注意が必要になります。

ブラックリストに注意

複数の信用情報機関が管理している信用情報は金融機関側で共有され、審査で確認されるのは申込者本人の情報のみとなっています。

ただし、配偶者がブラック入りしている場合は属性情報により同居人物と分かってしまうため、本人の審査にも不利に影響する可能性が高くなります。

また、融資を受けようと審査申込をしたが審査落ちしたからお金を借りられなかった、という場合も安心はしていられません。

「借金をしようと金融サービスに申込をした」という事実が取引履歴として残るのです。

そしてそれが短期間のうちに複数社に及んだ場合、何社にも申し込むなんてお金に困っているのでは?と返済能力を疑われ審査に通りにくくなる可能性が高くなります。

この状況を申込ブラックと呼びます。
ブラックリスト入りするのは、カードローンの契約者がその契約期間において、決められた返済計画通りにお金を返すことができなかった「事故」が起きた場合です。

※金融事故の種類は、大きく分類すると以下のものになります。

①延滞
決められた返済日までに返済が行われない事態です。
最も多くの人が信用情報につけがちなキズがこの延滞です。
このような返済状況となった場合、遅延履歴としての利用記録が残ります。

②代位弁済
保証会社をつけないカードローン等の場合はあまり関係のない措置ですが、これは貸金業者が債務者本人ではなく、保証会社に債務者に代わって一括返済してもらう処置(代位弁済)を求めて完済させることです。
住宅ローンなど、保証会社が必須とされているローンの場合に発生する事故です。

③債務整理(自己破産、個人再生)
多重債務などによる自己破産、個人再生はそれぞれ債務整理のうちのひとつです。どの手続きをしたとしても事故情報は登録されます。

④強制解約
キャッシング会社、クレジット会社等の金融商品を扱う会社が契約を強制的に解約することです。借金の一括返済ができなければ裁判(債務整理)になります。

 

開示は誰でもできるの?

カップルバツ
個人情報保護法も施行されて、プライバシー保護の観点からこういった情報の取り扱いは非常に厳しくなっています。
専業主婦の借り入れ条件は夫に安定した収入があることとなっていますが、だからといって妻の申し込みや借り入れ・返済に関する情報が夫の個人信用情報に記載されたり、取引内容を夫に連絡したりすることはありません。

基本的に本人以外は開示要求できませんし、また夫のカードローン契約・取引時に妻の信用情報を金融業者が調べるようなことも通常はありません。

夫の信用情報への影響

もし、夫の信用情報に影響するケースがあるとしたら、妻側がいわゆるブラックになっている場合です。

ブラックとは返済の遅延や長期延滞が一定以上繰り返され悪質な利用状況だったり、債務整理を行ったりするなどの金融事故を起こし、信用情報にマイナスの情報が載ることで要注意人物となってしまうことです。

要注意人物の情報は信用情報3機関で一部共有されていますが、夫の信用情報照会時に妻の信用情報が照会されることはないので安心です。

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