カード ローンの金利の仕組みと決まり方→私の金利はどのくらい?

カードローンの金利とは

カードローンの金利は借入利率・実質年率とも呼ばれ、年5.0%~18.0%と幅のある表示となっています。
前の数字が小さい方が下限金利(最低金利)、後ろの大きい数字が上限金利(最高金利)です。

同じ金額を借りても、金利の数字が大きいほど利息を多く支払うことになります。
金利は『利息制限法』と『出資法』という2つの法律で定められています。
簡単に説明すると、

利息制限法
借りる側(ローン利用者)をまもるための法律。
融資してもらう金額によって上限金利が決まっていて、決まっている上限を超えた場合の利息は支払わなくてOK。

  • 融資金額が10万円未満の場合:上限金利は20.0%まで
  • 融資金額が10万円以上、100万円未満の場合:上限金利は18.0%まで
  • 融資金額が100万円以上:上限金利は15.0%まで

出資法
貸す側(金融業者)のための法律
金融会社が融資する場合、上限金利を20.0%までとする
20.0%以上で融資をすると、金融会社側が刑罰の対象となる

この2つの法律により銀行・消費者金融ともに金利は最高でも20.0%までに設定されています。
上限金利の設定は法律で決まっていますが、下限金利は各金融機関で自由に設定できます。

遅延損害金の金利

遅延損害金とは、カードローンの返済日が過ぎてしまった時に支払わなければいけない延滞料金のこと。
返済額+返済が遅れた日数分を追加で支払います。

遅延損害金も利息制限法で金利が決まっており、『上限金利の1.46倍まで』と決まっています。
利息制限法で定められた金利に1.46倍かけると、20%を超えてしまい、20%を超える金利は出資法で認められていません。

そのため、消費者金融では遅延損害金の金利を20%に定めているところが多いです。

銀行カードローンは19%台が多く、遅延損害金の金利は借入金利と同じというところもあります。

銀行カードローンと消費者金融の金利の違い

銀行カードローンの上限金利は平均で15%程度、消費者金融は20.0%が多くなっています。

区分カードローン会社金利専業主婦の借入
銀行みずほ銀行カードローンエクゼクティブプラン:年3.0%~7.0%
コンフォートプラン:3.5%~14.0%(※)
銀行イオン銀行カードローン年3.8%~13.8%
銀行三井住友銀行カードローン年4.5%~14.5%
銀行東京スター銀行カードローン年4.5%~14.6%
銀行新生銀行カードローン レイク年4.5%~18.0%
銀行楽天銀行スーパーローン年1.9%~14.5%
銀行オリックス銀行カードローン年3.0%~17.8%不可
銀行横浜銀行カードローン年1.9%~14.6%
銀行滋賀銀行カードローン サットキャッシュ年4.8%~14.9%不可
消費者金融アコム年3.0%~18.0%不可
消費者金融アイフル年4.5%~18.0%不可
消費者金融プロミス年4.5%~17.8%不可
消費者金融SMBCモビット年3.0%~18.0%不可
消費者金融J.Score(ジェイスコア)年0.8%~12.0%不可
消費者金融レイクALSA(アルサ)年4.5%~18.0%不可

(※新生銀行レイクカードローンは2018年3月いっぱいを目処に新規申込停止となります(3月26日記載))

銀行カードローンが消費者金融に比べて上限金利が低い理由

保証会社に保証してもらっているから

カードローン契約者が返済不能になった場合、保証会社が契約者の代わりに借入残高を銀行に支払い、債権を銀行から引き継ぎます。
このことを代位弁済といい、代位弁済後の督促や返済先は保証会社となります。

銀行カードローンの保証会社を紹介します。

カードローン名保証会社名
みずほ銀行カードローン株式会社オリエントコーポレーション
新生銀行カードローンレイク株式会社新生フィナンシャル
ジャパンネット銀行ネットキャッシングSMBCコンシューマーファイナンス株式会社
東京スター銀行スターカードローン新生フィナンシャル株式会社
セブン銀行カードローンアコム株式会社
イオン銀行カードローンイオンクレジットサービス株式会社・オリックス・クレジット株式会社
三井住友銀行カードローンSMBCコンシューマーファイナンス株式会社
三菱UFJ銀行カードローンバンクイックアコム株式会社
楽天銀行スーパーローン株式会社オリエントコーポレーション・株式会社セディナ

銀行カードローンは保証会社に入ってもらうことにより、万が一返済してもらえなかった場合の保険を掛けることができます。

保証会社は銀行に保証料をもらいます。
貸し倒れ(不要債権)となるケースは全体から見てごく少数であるため、保険という立場になっても問題ないという考えです。

消費者金融は銀行よりも負担やリスクが多いため、それをカバーするために金利は高めに設定されおり、その分審査は銀行カードローンより若干通りやすいと言われています。

自行の資金で運営できるから

銀行カードローンは自行の資金で運営できます。

消費者金融は、運転資金を金融機関から借り入れ、それを契約者に貸しています。
資金調達には利息もかかるため、その分金利を下げられないという事情もあります。

カードローン金利の決まり方

カードローンの金利は審査で決まる『契約者が借りられる限度額(※)』に連動して決定。
(※利用限度額・契約極度額・極度額・契約限度額・利用可能枠など金融会社によって呼び方が複数あります)

単純に『高額を借りられる人ほど低金利で借りられる』ことになります。

銀行カードローン・消費者金融ともに、『限度額が●●万円の場合、金利は●.●%になります』と決まっているのです。

例として、イオン銀行カードローンとアコムの公式ホームページの金利表を見てみましょう。

イオン銀行カードローンの限度額と金利
イオン銀行 限度額と金利
(引用:カードローン |イオン銀行なら低金利で安心)

イオン銀行カードローンは限度額が10~90万円までであれば11.8%~13.8%、100~190万円までであれば8.8%~13.8%であることがわかります。

アコムの限度額と金利
アコム 限度額と金利
(引用:【アコム公式】金利や利息の計算方法について|カードローン・キャッシングならアコム)

アコムは限度額が1~99万円までであれば7.7%~18.0%、100~300万円までであれば7.7%~15.0%であることがわかります。

限度額に幅を持たせた書き方になっているため、●.●%~●.●%と差がありますが、確定した限度額にそって金利が決まるのです。

金利は公式ホームページや、商品概要説明書(商品説明書)に記載されています。

同じ借入金額でも限度額によって金利が違う

カードローンの金利は『多く借りるほど金利が安くなる』と思われがちですが、『どれだけ多く借りられるか』がポイントです。

カードローンの金利は限度額による

例えば、

  • Aさん:限度額が500万円・金利は4.8%
  • Bさん:限度額が30万円・金利は13.8%

この2人が同じ10万円を借りた場合、Aさんの金利は4.8%・Bさんの金利は13.8%になります。

Aさんは10万円借りても500万円借りても、金利は4.8%。
借りた額は金利に関係ありません。

申込み前に金利はわかる?

専業主婦のカードローン限度額は制限が設けられていることが多く、30万円が平均、多い銀行で50万円です。
一部、制限を設けていない銀行カードローンもありますが、他社に足並みを合わせ概ね同じぐらいと考えられます。
このことから必然的に借入限度額が低い=高い金利(上限金利)で借りることになります。

カードローンの限度額は審査で決まる

主婦は限度額は審査で決定されますが、初回借入の場合、限度額が50万円程度に設定されることが多いのが現実。
これはカードローンが無担保の信用貸しのため、初回ではまだカードローン会社側との取引実績がないので、限度額を抑えているものと思われます。
いきなり100万円などの高額融資はまず無理でしょう。

そのため、収入のある主婦でも初回は上限金利での借り入れになります。

正式な金利は審査結果を待たなければいけませんが、専業主婦・主婦ともに上限金利になると考えられます。

申込み前に金利が分かるJ.Score(ジェイスコア)

J.Score(ジェイスコア)は申込時に一般的な個人情報にくわえて、趣味・経験したいと思っていることなどを入力します。
その結果を元に点数(AIスコア)がつけられ、限度額・金利が表示されるシステムを導入しています。

申込み前に金利が分かる、唯一のカードローンです。
(安定した収入がある主婦の方は、申し込み可能です)

J.Score(ジェイスコア)については、こちらで詳しく紹介しています。
check_linkJ.Score(ジェイスコア) の新型個人融資【AIスコア・レンディング】を徹底解説!

金利は下げられる?

基本的には最初に決まった金利を下げることができません。
しかし、一定の条件を満たせていれば下げられる可能性はあります。

限度額を上げる
限度額の増額で今の限度額を上げ、金利の設定が1段階上がると金利が下がります。
しかし増額には半年以上延滞のない利用履歴が必要であること、再審査があること、いきなりの大幅増額は難しいことから現実的ではありません。

専業主婦の場合はそもそも増額ができない銀行や、増額できても最高で60万円までなど、金利を下げるまでには至りません。

優遇制度を利用する
J.Score(ジェイスコア)は、みずほ銀行に口座がある・ソフトバンクと契約している場合、その情報を登録することにより金利が少し下がります。

(※)みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携により貸付利率(実質年率)を0.1%引下げいたします(最大0.3%引下げ)。
(※)貸付利率(実質年率)0.8%については、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用いたします。
なお、Yahoo! JAPANとの情報連携で金利引下げとなるのは、以下のいずれかを満たす場合です
(金利引下げのタイミングはそれぞれの場合で異なります)。
・情報連携に同意された日の前月末から過去1年以内に「Yahoo!ショッピング」の購買履歴がある
・情報連携に同意された日の前月末から過去1年以内に「ヤフオク!」の落札(支払)履歴がある
・情報連携同意時点で「Yahoo!プレミアム」会員である

引用:商品概要 | スコアレンディング(商品) | J.Score(ジェイスコア) – 日本初、AIスコア・レンディング、始まる

申込み時に必須の入力項目ではない情報を提供することで、金利を下げてもらえます。

その他、みずほ銀行カードローンでは、住宅ローンを利用している人のみ金利を0.5%下げるサービスがあります。
こちらは住宅ローン契約者が対象のため、専業主婦・主婦の利用は難しいでしょう。

カードローン会社に交渉する
基本的にはカードローン会社に金利の交渉はできず、決まった金利に従うしかありません。
例外として消費者金融(アコム・プロミス・SMBCモビット、銀行系カードローンとも呼ばれています)や消費者金融(アイフル)は交渉の余地があります。

取引中に返済が困難になりそうな場合、お問い合わせ窓口に問い合わせ、「金利を下げてもらえないか?」と相談することができます。

必ずではありませんが、実際に相談の上金利を下げてもらえたというケースもあります。
ただしこれはどうしても返済ができなくなってしまった人の話。
金利の交渉は当たり前ではなく、返済ができそうにない場合のみ、ダメ元で申し出る価値はあります。

借り換え・おまとめローンで金利を下げる
18.0%で3社借りているなど複数の借入がある場合、新たに1社で借りて金利を下げるのが借り換えローン・おまとめローン(※)です。

  • A社で50万円を18.0%で借入
  • B社で30万円を18.0%で借入
  • C社で50万円を18.0%で借入 合計130万円の借入れ
  • E社で130万円、18.0%より低い金利で新規借入、A~C社に一括返済し、E社に返済していく

この場合、金利が下がっても返済期間が伸びてしまうと、結果的に利息の総支払額が借り換え前より大きくなってしまうことも。
返済シミュレーションを利用して、本当にお得になるのかの事前確認が必要です。

借り換えローン・おまとめローンは収入のある人のみが利用可能であること、金利を下げるためには高額借入になることから、主婦には少しハードルが高いかもしれません。

(※)おまとめローンは借り換える意味では借り換えローンと同じですが、返済のみで追加借入は不可、完済を目指すローンとなります

カードローンの金利がわかれば計算できる!利息の計算方法

金利がわかれば、計算式に当てはめるだけで利息が計算できます。
借入額(借入残高)×金利(実質年率)÷365(1年)×借入期間(借入日数)=借入期間中の支払利息の合計

実際に計算式に当てはめて計算してみました。

10万円を15.0%で1年借りた場合:100,000×15.0%÷365×365=150,000

10万円を18.0%で1年借りた場合:100,000×18.0%÷365×365=180,000

同じ金額を同じ期間借りた場合、金利が3.0%違うだけで年間3万円も利息の返済額が変わってきます。
1ヶ月の利息を計算したければ、借入額(借入残高)×金利(実質年率)÷365×30(日)

金利ゼロ!無利息期間の落とし穴

カードローンには、初めて契約する方のみの特典として、金利が全くかからない無利息期間を設けているカードローンもあります。
無利息サービス期間内に返済できれば、金利0%の実質利息がタダで借りられるので、お得に借りられることは間違いありません。

問題は無利息期間終了後、通常金利となってからです。

カードローンの無利息期間の仕組み

無利息サービスは大手消費者金融に多く、銀行カードローンにはありません。
消費者金融の最高金利は銀行カードローンより、高めに設定されているため、通常の利息となってからの返済期間が長くなると、最初から低金利で借りられるカードローン会社の方が支払利息の総合計が少なかったということも。

30日間無利息を利用して、10万円を18.0%で1年借りた場合
:100,000×18.0%÷365×335=約16,520

無利息期間なしで10万円を15.0%で1年借りた場合
:100,000×15.0%÷365×365=150,000

無利息期間のない15.0%で借りた方が、結果的には支払い利息が安くなり、トータルの返済金額(返済総額)も少なくて済みます。

無利息中に完済できる場合や、比較的短期間の借入れであれば無利息期間ありのカードローンがお得、返済期間が長引く場合は金利が安いカードローンがお得になります。

カードローンは金利だけで決めず、返済期間も考慮した返済計画を立てたうえで借入条件を比較し、申込み会社を決めることが大切です。

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主婦でも借りられるカードローン

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